『France Football』は26日、「ニースを指揮しているルシアン・ファヴレ監督は、今季限りで退任する」と報じた。
ルシアン・ファヴレ監督は1957年生まれの60歳。FCチューリッヒ、ヘルタ・ベルリン、ボルシアMGなどで指揮をとってきた経験を持つ。
2016年に就任したニースでは、初年度からチームをリーグアン3位に導き、チャンピオンズリーグ予選出場権を獲得している。
今季は序盤で苦戦するも、その後巻き返しを見せて8位まで浮上しており、指導力の高さを見せつけた。
ファブレ監督とニースとの契約は2019年まで残っているものの、今夏両者は友好的にそれを解除する方針だという。
そして、ファブレ監督が希望するのはドイツ・ブンデスリーガへの復帰であるとのこと。
今夏はバイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントらが監督交代を行う可能性が高いため、ファブレ監督はそのチャンスを狙っているようだ。
ニースは次期監督としてジョスリン・グルベネク(前ボルドー)、ウィリー・サニョル(元ボルドー)、クリストフ・ガルティエ(リール)、アントワヌ・コンブアレ(ギャンガン)らを考えているという。