今シーズンからJ1の舞台で戦うV・ファーレン長崎。
ここまでは公式戦で善戦を見せていたが、2-0の状況から2度追いつかれるなどあと一歩のところで白星から見放されていた。
そんな長崎は14日(水)、ルヴァンカップで湘南ベルマーレと対戦。
この試合でJ1昇格後初の白星をあげるのだが、その決勝点が素晴らしかった!
1-1で迎えた88分、平松宗が島村毅に倒され長崎がペナルティエリアの少し外側でフリーキックを獲得すると、中村慶太がこれを直接決める!
ボールはクロスバーを叩きながらネットに吸い込まれ、相手GKも為す術なし。結局試合は2-1で長崎が劇的な形で勝利し、今季初勝利を飾った。
見事な決勝点をマークした中村は試合後、「普段キッカーを務めている選手が今日は出ていなかったので、中原(彰吾)が蹴っていたのだが、僕も少し練習していたのと、素直に結果が欲しかったので、蹴ってみようかなと思った」とコメント。
「FKを獲得したのが練習で蹴っていたのと似たような位置だった。それが結果につながって良かった。初勝利が欲しかった。ルヴァンカップだが、初勝利できたことはチームにとってプラスだと思う」と付け足した。