『AA』など各メディアは、「ベシクタシュのトルコ代表DFジャネル・エルキンは、2年間の懲役刑を求刑された」と報じた。
かつてCSKAモスクワやフェネルバフチェなどでプレーしてきたトルコ代表DFジャネル・エルキン。
2016年夏にはインテルへの移籍が決まったものの、マンチーニからデ・ブールへの監督交代、FFP違反でヨーロッパリーグでの選手枠が狭められたことにより、わずか2か月で退団するという珍事も経験した。
当該の事件が発生したのは昨年10月23日、ベシクタシュとイスタンブールBBとの試合。
87分にイエローカードを受けたジャネルは、審判を務めていたメテ・カルカヴァンに激しく抗議を行った。
その場面はインターネット上で大きな話題になり、捜査が行われることに。ジャネルは「審判を侮辱するつもりはなかった」と証言したという。
しかし捜査の結果、ジャネルが「公務員の義務を侮辱した」として、検察側は1~2年の懲役刑に値すると判断したとのこと。
裁判は今後行われる予定となっており、ジャネルは投獄を避けるために争わなければならない。
なおベシクタシュのサポーターたちはこの判断に激しい怒りを見せており、政府の陰謀なのではないかとも指摘しているという。