『Sina』は22日、「ワンダグループ(万達集団)は、中国国内のクラブに再投資することを発表した」と報じた。
記事によれば、ワンダグループが獲得することが決まったのは今季超級リーグに昇格した大連一方。
ただ今年についてはまだ株式の譲渡を行うことは出来ないため、ワンダグループは戦略を調整しつつ資本強化を行っていくという。
大連一方は現在アトレティコ・マドリーからベルギー代表FWヤニックフ・フェレイラ・カラスコの獲得に近づいており、移籍金は3000万ユーロ(およそ39.6億円)、年俸は1000万ユーロ(およそ13.2億円)に達すると考えられている。
またウェストハム・ユナイテッドのポルトガル代表DFジョゼ・フォンテも大連一方への移籍に同意しており、取引額は440~500万ポンド(およそ6.6~7.5億円)になると伝えられている。
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— West Ham United (@WestHamUtd) 2018年2月23日
それに加えて、大連一方は現在元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの獲得にも動いており、こちらには年俸1500万ユーロ(およそ19.8億円)が提供されているという。
中国屈指のコングロマリットであり、アトレティコ・マドリーの株式も保有しているワンダグループ。
彼らが中国国内のサッカーに再び投資を始めることは、やや失速している同国のパワーを一気に高めるかもしれない。