『Sky Italia』は20日、「ナントのクラウディオ・ラニエリ監督は、イタリア代表からオファーがあったらすぐに辞めると宣言した」と報じた。
昨年11月のワールドカップ予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ前監督を解任したイタリア代表。
その後は連盟会長選挙が無効になってしまったこともあり、まだ後任となるヘッドコーチが決まっておらず、U-21のディ・ビアージョ監督が暫定的に指揮官を務めている。
候補としてはロベルト・マンチーニ、アントニオ・コンテ、ルチアーノ・スパレッティなどの名前が挙がっているが、夏まで判断は行われないと予想されている。
しかし、そこに強烈な売り込みをかけているのがナントの監督クラウディオ・ラニエリだ。
66歳になる大ベテラン指揮官は、このところレスターとナントで好成績を残し、再び評価を高めている。
かつてギリシャ代表で大失敗するなど国際舞台では苦しんできたが、イタリア代表でどうしても指揮をしたいという意思があるという。
クラウディオ・ラニエリ
「イタリアのどの監督も、アッズーリ(イタリア代表チーム)の仕事を請けたいと思っているものだ。
私は今ナントと2年間の契約を持っている。そして、何のメッセージも受け取ってはいない。
したがって、何も言うことは出来ない。
ただ、もし私がイタリア代表の仕事を打診されたのならば、私はすぐにナントの会長の下へ行く。そして、退任させてくれとお願いするよ」