アーセナルは20日、「タイリース・ジョン=ジュールズとプロ契約を結んだ」と公式発表した。
タイリース・ジョン=ジュールズは2001年生まれの17歳。2009年にアーセナルの下部組織に加入したストライカーである。
これまでイングランドのU-16、U-17代表に入った経験を持っており、今季はFAユースカップで活躍を見せている。
大柄な体格を持ちながらもスピードや裏への抜け出しに優れ、シュートテクニックも高く、さらにフリーキックでも得点を狙える。
そのような資質から「まるでティエリ・アンリのようだ」と評価されており、今季はU-18プレミアリーグでも4ゴール、リザーブリーグでも3ゴールをあげてきた。
彼自身もクラブのレジェンドであるティエリ・アンリのファンであるとのことで、本人からアドバイスを受けたこともあるという。
ジョン=ジュールズは『Evening Standard』に対して以下のように話したという。
タイリース・ジョン=ジュールズ
「僕はティエリ・アンリをアイドルとして育ったんだ。いつも彼とアーセナルを追ってきたからね。
練習を見てもらったのは2回だけだ。ヘイル・エンドにいた時、彼が練習にやってきて、U-18でコーチをしたんだ。
彼は僕に動き方やタイミングを教えてくれた。そして、それは明らかにストライカーとして点を取る練習をするときのヒントになったよ」