先日行われたセリエA第23節、カリアリ対SPAL戦では素晴らしいゴールがあった(動画1分~)。
見事なミドルシュートを叩き込んだのは、カリアリMFルーカ・チガリーニ。イタリア代表への招集歴もある31歳の実力派MFだ。
昨季サンプドリアではベンチ暮らしだったものの、カリアリで復調を見せており、これで2試合連続ゴールとなった。そんなチガリーニがInstagramに書き込んだコメントが話題になっている。
得点シーンの映像とともに、こう綴ったのだ。
ルーカ・チガリーニ(カリアリMF)
「このゴールを『ファンタジーフットボール』で僕を使っている全ての人達に捧げるよ。
特に僕を売ってしまった人達にね」
『ファンタジーフットボール』はユーザーが各チームから選手を獲得し、活躍度によって得られるポイントを集めていくというゲームだ。
チガリーニはゲーム上で自分を手放したユーザーに対する皮肉を述べていたのだ。ただ、先月末にゴールするまで、彼は2016年4月以降ずっと無得点ではあった(もともと得点力があるタイプではないが)。
イタリアでは同ゲームが盛んなようで、別のセリエA選手は『ファンタジーフットボール』のせいで家族の死を願う者がいると怒りを露わにしたことがあった。