サッカー界でも、おなじみのゲーム「ファンタジーフットボール」。ユーザーが各チームから選手を獲得し、活躍度によって得られるポイントを集めていくというものだ。
だが、そのゲームのせいで騒動に巻き込まれたサッカー選手がいるようだ。それはセリエAのフィオレンティーナに所属するDFクリスティアーノ・ビラーギ。
イタリアU-21代表経験も持っている彼は、もともとインテルのプリマヴェーラで育成された左サイドバック。25歳になった現在はペスカーラからのレンタルでフィオレンティーナに所属している。
そんなビラーギは、1-2の逆転負けを喫した先日のキエーヴォ戦で失点に絡んでしまった。『Il Brivido Sportivo』によれば、彼はこう述べたそう。
クリスティアーノ・ビラーギ(フィオレンティーナDF)
「自分の家族の死を願う者がいた。『ファンタジーフットボール』のせいでね。
もしそれが自分のパフォーマンスについてだったら、その侮辱を受け入れる用意はある。
受け入れることができないのは、家族が巻き込まれたことだ。
ヴェローナでの試合(キエーヴォ戦)後、僕のInstagramに家族の死を願うと書き込んだ者がいる。
自分からすれば、こういうのはファンではない。フィオレンティーナだけでなく、いかなるクラブのファンでもない。
本当に気が狂いそうになったのは、この人物が家族について書いたことだ。フィレンツェに戻る途中で死ねばいいと。
僕のせいで『ファンタジーフットボール』上で損しただけで…。
自分は驚異的な選手ではない、(フィオレンティーナFW)フェデリコ・キエーザのような無限のクオリティは持っていない。
でも、フィオレンティーナを愛する人々には、自分がこのユニフォームのために常に100パーセントを尽くそうとしていることを分かって欲しい。
自分はタックルをためらったり、汗をかくことを惜しんだりはしない。
自分にとって、フィレンツェとフィオレンティーナは究極の目標なんだ」
フィオレンティーナは、開幕7戦で2勝1分4敗の12位。今週末はホームでウディネーゼと対戦する。