フアン・カルロス・バレロンやダビド・シルバらを輩出したカナリア諸島のグラン・カナリア島。柴崎岳の移籍先として一時噂になったUDラス・パルマスがあることでも知られている。
そのラス・パルマスについての発言が話題になっている。発言者は昨夏にサンテティエンヌからラス・パルマスにローン移籍していたウサマ・タンナーヌだ。
23歳のモロッコ代表MFは当初1年間のレンタルで在籍する予定だったが、この冬にそれを切り上げてフランスに戻って行った。
ラス・パルマスでは10番を貰ったものの、わずか10試合の出場に終わった。彼はなんとクラブが離島にあることを知らず、言語面でもかなり苦労したそう。
『Marca』によれば、こう述べたという。
ウサマ・タンナーヌ(サンテティエンヌMF)
「自分はラス・パルマスに決して行ってはいけなかったんだ。
(移籍に)Yesと言った時、このチームが島にあることさえ知らなかった。
くつろげたことは一度もなかったね。
友達や家族がおらず、言葉の壁もあり、フィットするのは難しいだろうというのはすぐに分かったよ」
カナリア諸島はスペインに属しているが、本土からは2000km近く離れている。
ただ、モロッコはすぐ隣なので、分かりそうではあるが…。