Jリーグのなかでも確固たるスタイルを築いているクラブの一つ、湘南ベルマーレ。

3年ぶりのJ2を戦った2017シーズンも、曺貴裁監督のもと“湘南スタイル”で序盤から上位争いを展開。後半戦以降は首位を快走し、見事1年でのJ1復帰を成し遂げた。

主力選手の髙山薫が負傷で長期離脱したシーズンでのJ2優勝は、チーム・クラブとしての底上げが進んでいることを感じさせる。

就任7年目の曺監督とともに、再びJ1での戦いに臨む彼らが1月18日、2018シーズンの新ユニフォームを発表した。

Shonan Bellmare 2018 Penalty Home

湘南は前身である藤和不動産サッカー部(フジタSC)の発足から今年で50周年。

ホーム(1st)は、伝統のベルマーレグリーンをベースに、さらなるクラブの「発展と飛躍への誓い」を右肩上がりのタスキ(サッシュ)柄で表現している。

タスキには、1994年のJリーグ加盟初年度のリーグ戦ユニフォームに採用されていたダイヤ柄と、フジタ時代のユニフォームに使われていたフジタブルーをポイントとして使用。記念の年に「歴史をつなぐ」意味を込めた。

また、タスキに合わせて身頃全体にシャドーストライプ柄を配置。

ストライプは、サポーター、ボランティア、株主、スポンサー、ホームタウン行政を表す5本の線で構成されており、50年間クラブを支えてくれたすべての人々への「感謝」の気持ち、その歩みが表現されている。

ちなみに、今回初めて背中にもタスキ柄を大胆に使うことで、数あるJクラブのなかでも湘南らしくOnly Oneのクラブを目指す強い意志を表したとのことだ。