アンジュ・ポステコグルー監督が辞任し、現在監督の座が空いているオーストラリア代表。
2018年ワールドカップまで半年を切っており、現在はその後任選びが進んでいる。
メディアの中では様々な名が挙がっており、あのフィリップ・トルシエ氏も候補の一人になっているという情報も。
そんななか、このほど新たな候補者の名前が出てきた。オランダ出身のベルト・ファン・マルワイクだ。
ファン・マルワイクは1952年5月19日生まれの65歳。
フェイエノールト時代には小野伸二を指導しUEFAカップを制したことで知られ、その後はオランダ代表の監督に就任し、2010年のワールドカップではチームを決勝に導いた。
また、2015年からはサウジアラビア代表の監督に就任。
2018年ワールドカップに向けたアジア3次予選のグループBで2位に入り、チームを3大会ぶりの本戦出場に導いた。同予選の最終節ではホームで日本を下している。
そんなファン・マルワイク監督だがサウジアラビア代表の監督を退任しており、現在はフリーとなっている。
『FOX Sports』によれば、ファン・マルワイクはワールドカップ終了後までの就任に関する可能性を閉ざしていないのだという。
時期が時期だけに、交渉にあたってはやはり契約期間の面で折り合いがつかないケースもあるのだろうか。
なおオーストラリアサッカー協会としては、2月中旬までに新監督を決定したいとのこと。オーストラリアは本大会でフランス、ペルー、デンマークと同組になっている。