箱根駅伝では1位のチームと一定の時間差が出来てしまうと繰り上げスタートとなる。参加チームは、そのためにタスキをつなぐことを大きな目標としている。

サッカー界ではタスキ(英語でSashと表現される)をイメージしたユニフォームも多い。今回はタスキが伝統となっているチームを紹介しよう。

ペルー代表

2018年ワールドカップにおいてたすき掛けユニフォームの代名詞的存在はペルーだろう。1982年以来のワールドカップ出場を決め、2011、2015年のコパ・アメリカも3位と好調な時期を過ごしている。

エースで代表の通算最多得点を記録しているFWパオロ・ゲレーロがドーピングで1年の出場停止となったが、半年に変更となりワールドカップ出場が実現しそうだ。

ペルー代表チームができた当時はストライプだったというが、(細かい変更はあれど)1936年に赤いたすきのデザインとなってから今日まで一貫して使われている。

【次ページ】ペルー代表のインスピレーション元