かつてニハト&コヴァチェヴィッチの凸凹コンビにロシア代表MFカルピンらを擁しリーガ・エスパニョーラを圧巻したレアル・ソシエダ。今、そのレアル・ソシエダが再びブレイクしそうな予感を漂わせているのをご存じだろうか?

チームは第3節時点で3位につけた。12月23日現在では9位だが、6勝5分6敗とほぼ五分の成績で一桁順位をキープしている。

城彰二の同僚が監督

監督エウセビオはバルセロナ在籍時代にクライフバルサのドリームチームでプレーした選手。晩年はバジャドリーに在籍しており、当時の日本代表FWだった城彰二と同僚だったことも知られている。

自らの体験からクライフイズムを継承したチーム作りを得意としており、「クライフは私の人生に意味を与えてくれた」「守備は違うが、4-3-3で2人のウィンガーとセンターのメンバーでバルセロナと同じように攻撃する」と語るほどだ。

事実、開幕からの3試合は3、3、4得点と得点ラッシュでその後のヨーロッパリーグ、ローゼンボリ戦でも4得点と調子にはまった時の攻撃力は非常に高い。

ソシエダの監督に就任する前は、バルセロナBで監督を務めている。エウセビオの役割は、ソシエダではチームをより上へ引き上げながら育成を進めることだが、今のところ順風満帆といったところだ。

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