編集部H
2018ワールドカップ 北中米・カリブ海5次予選 第10節 パナマ代表 対 コスタリカ代表
試合日:2017年10月10日(火)
スコア:パナマ代表 2-1 コスタリカ代表
【コメント】
大宮や川崎などでプレーしたホルヘ・デリー・バルデスの母国パナマ。
近年は北の大国メキシコやアメリカと対等に渡り合うほど力を付けているがワールドカップとは縁がなく、今回も予選敗退が濃厚かに思われた。
しかし負ければ終わりという最終節コスタリカ戦の残り3分、何気ないロングボールの落としを最前線に上がっていたDFロマン・トーレスが押し込み勝ち越しに成功!さらに他会場でアメリカがよもやの黒星を喫し、大逆転で悲願のワールドカップ初出場を決めた。
20年前の我が国を彷彿とさせる歴史的な試合となったが、一方で同点弾は疑惑の判定によるもので、この勝ち越しゴール後もベンチの選手、ボールボーイらが一丸となって試合の進行を妨げ、代表チームを“猛アシスト”。
夢を叶え涙を流す選手たちの姿に感動しつつ、「フェアプレーって何?」というもやもやで忘れられない試合となった。