世界が注目する大一番、レアル・マドリー対バルセロナの「エル・クラシコ」がいよいよ迫ってきた。
それぞれクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシという世界最高のフットボーラーを擁する両チームは、ここ4年間、欧州の頂点を独占(マドリーが3回、バルサが1回)。さらに今年はカタルーニャの独立騒動も相まって、例年以上に大きな注目を集めている。
試合が開催されるのは12月23日(土)。しかも、今回は日本時間の21:00(現地時間13:00)という非常に見やすい時間から行われるため、これまで以上に多くのファンが“伝統の一戦”をライブで楽しむことになるだろう。
放送局も気合いが入っており、4K映像での放送も行うWOWOWは、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督を招聘!
試合中継の副音声を解説:ヴァイッド・ハリルホジッチ/通訳:フローラン・ダバディ/実況:柄沢晃弘という布陣で行うほか(主音声は解説:宮本恒靖/実況:大澤幹朗)、恒例の直前特番として、22日(金)22:00から『クラシコ直前!宮本恒靖×ハリルホジッチSP対談 ~レアルvsバルサ徹底分析~』が無料放送される。
「注目の選手は?」と尋ねられ、柴崎岳(ヘタフェ)、乾貴士(エイバル)を指差すハリルホジッチ監督。収録は都内某所で行われた。
今回の特番では、レアル・マドリーとバルセロナ、世界的なタレントを揃える両チームを宮本氏とハリルホジッチ監督が徹底分析!各ユニットや選手に対する評価を率直に語っており、彼らがどういった目でマドリーやバルサを見ているのかが伝わってくる内容だ。
両チームの“エンジン”となっている中盤について、ハリルホジッチ監督がブラジル代表のカゼミーロを「世界一の守備的MF」と評するなど、興味深い意見が続出した。
クラブと代表で確固たる地位を築いている25歳のカゼミーロ。
マドリーはここ4シーズンで3度欧州制覇を達成しており、唯一敗退した2014-15シーズンは、カゼミーロがポルトへローンされていた。偶然かもしれないが、今のパフォーマンスを見ているとそれが必然であると思えてくる。日本代表にも彼のような選手が出てきてほしい…。