『Pianetagenoa』など各メディアは、コッパ・イタリアで復帰を果たしたジェノアFWジュゼッペ・ロッシのコメントを掲載した。
アメリカ生まれのイタリア人FWで、さらにマンチェスター・ユナイテッドのユースで育ったという異色の経歴で話題になったロッシ。
ビジャレアルやフィオレンティーナで活躍し、イタリア代表でも能力を発揮したストライカーであった。
しかしそのキャリアは怪我との戦いでもあり、これまで3度の大きな膝の手術を受けており、今年4月にも前十字靭帯を損傷していた。
先日ジェノアと契約を果たした彼は、20日夜に行われたユヴェントスとのコッパ・イタリアでついにピッチへと復帰。試合には敗れたが、13分あまりの途中出場は「ギフト」だったと話した。
ジュゼッペ・ロッシ
「今夜、バッラルディーニ監督が僕に大きな贈り物をしてくれたよ。ピッチに送り出してくれるというギフトをね。
残念ながら、試合の結果はポジティブなものではなかった。我々は今、ベネヴェント戦のことを考えていくよ」
「特別な感情を抱いたよ。8ヶ月ピッチから離れた後、美しい瞬間に出会えた。引き分けるためにベストを尽くそうとした。自分はまだやれると示したかった」
(足の状態は?)
「これは最初の試合だからね。もっと多くの努力を続けていきたい。
イタリアのサッカーが懐かしかった。ここで僕は育ったし、代表チームで何年も過ごした選手とも再会した。
僕は常にゴールを取りたい。世界を旅して、サッカーの技術も得た。幸運なことだよ。何年にも渡って培ったものを、ピッチで表現したい」