『Gazzetta dello Sport』は20日、「セリエAの審判を務めるピエロ・ジャコメッリ氏が、Facebookで違反行為をしていた可能性がある」と報じた。
2012年からセリエAの審判として活動しているジャコメッリ氏。先日行われたラツィオ対トリノの試合では、PKの判定やインモービレの退場などで議論を巻き起こした。
そして、その後発見されたと言われるのが「Jack O'Melly」というFacebookのアカウント。
そこにはフランチェスコ・トッティの写真が投稿されており(現在は存在せず)、これがジャコメッリ氏のものではないかと言われているのだ。
ジャコメッリ氏は地元のトリエステでカフェを経営しており、そこで放映されるサッカーの試合の宣伝として写真を使っていた可能性があるとのこと。
これに対してイタリアサッカー連盟は調査を行うことを発表しており、今後何らかの裁定が下ることが期待されている。
審判にはSNSのアカウントを持つことは許されているが、そこでサッカーの話をすることは禁止されている。
トッティの写真を使うことはその規約に反しており、そこが議論のポイントになる。
なお、ジャコメッリ氏は水曜日のコッパ・イタリア、アタランタ対サッスオーロでVARを担当している。