20日(水)、FIFAの上訴委員会は、ペルー代表FWパオロ・ゲレーロに科していた1年間の出場停止処分を6ヶ月に軽減すると発表した。

ゲレーロは1984年生まれの33歳。

バイエルンやハンブルガーSVでも結果を残したストライカーで、ペルー代表の歴代最多得点者でもある。

そんなゲレーロは2018年ワールドカップに向けた南米予選でも5ゴールをあげ、36年ぶりとなるチームの本戦出場に貢献していた。

しかし、10月5日のアルゼンチン戦後に行われたドーピング検査で陽性反応が出ており、FIFAはゲレーロに対してニュージーランドとの大陸間プレーオフ進出の出場停止を暫定的に決めていた。

その後、FIFAは1年間の出場停止を言い渡していたのだが、今回過失の程度を考慮し、その期間を6ヶ月に軽減したという。

これにより、ゲレーロの出場停止処分は来年5月3日までとなり、ワールドカップ本大会に出場することができる。

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