横浜F・マリノスは、公式サイトで「アンジュ・ポステコグルー氏との間で来季の監督就任に関する基本合意が形成された」と発表した。
【来シーズンの監督に関するお知らせ】
横浜F・マリノスは、来シーズンの監督として、アンジェ ポステコグルー氏と基本合意いたしましたので、お知らせいたします。https://t.co/cMfkULLbte #fmarinos pic.twitter.com/OCfTodgX1o
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2017年12月19日
今季限りでフランス人のエリック・モンバエルツ氏が退任することが決定した横浜F・マリノス。
その後数名の監督候補が取り沙汰されたが、先月末からアンジ・ポステコグルー氏との関係が深くなっていることが伝えられていた。
アンジ・ポステコグルー氏は1965年生まれの52歳。名前からわかるとおりギリシャ生まれのオーストラリア育ちである。
その生い立ちもあってかかつてのオーストラリアでは異端の指導者であり、パワーサッカー全盛時代にポゼッションを基本とした戦術を施行したことで知られる。
そのため一時期は成功してもなかなか認められず、2007年にはU-20ワールドカップ出場を逃し、オーストラリアのサッカー界に反発する態度も見せていたことも。
しかし2009年にブリスベン・ロアの監督に就任すると、、グラハム・アーノルド(当時セントラルコースト)らとともにAリーグに革命を起こすことに成功し、再び評価を高めている。
2015年からはオーストラリア代表監督を務め、ワールドカップ出場を成し遂げたものの、先日辞任を発表。その後横浜F・マリノスへの移籍が噂されていた。