『La Stampa』は9日、「ACミランは1月のマーケットでアンドレ・シウヴァとハカン・チャルハノールをローンで放出する」と報じた。
先日からファイナンシャル・フェアプレーの制裁を避けるための交渉を行ってきたミラン。
しかし報道によればUEFAはミランの経営計画を認めず、現状では協定を結ぶ可能性は高くないという。
そこでミラン側は来年夏までに多くの資金を調達しなければならない状態にあり、そのために使うのは「ローン移籍」だという。
アンドレ・シウヴァとハカン・チャルハノールは現在ミランではあまり活躍していないため、価値が落ちている。
したがって、売却する際の額を高めるために何処かのクラブでプレーしてもらい、その後夏に放出するという計画なのだという。
アンドレ・シウヴァは3800万ユーロ(およそ50.4億円)+ボーナス、ハカン・チャルハノールは2200万ユーロ(およそ29.2億円)+ボーナスという高い額で獲得された選手。
現在の状況で売ろうとすれば元が取れる可能性は少ない。その点ではクレバーな案というか、なりふり構わずというか…。