『Reuters』は6日、「クウェートサッカー協会に対するFIFA資格停止処分が解除された」と報じた。
2015年10月、クウェート政府からサッカー協会に対して干渉があったとして、FIFAが資格停止処分を言い渡した。
それによってクウェートの代表チーム、そしてリーグに所属しているクラブの国際試合参加が禁止されたほか、補助金の分配も停止されていた。
それからワールドカップ2018予選、アジアカップ2019予選には参加することができなくなり、同国のサッカー界は大きなダメージを受けている。
しかし今回、クウェート議会はFIFAの規定に準拠したスポーツ法を採択し、これによって資格停止処分が解除されることに。
これによって、12月22日からカタールで開幕する2017年ガルフカップにはギリギリで出場が可能になった形だ。
2年ぶりに国際的な舞台でプレーできるクウェートはどんな戦いを見せてくれるか?アジアサッカーのファンは楽しみにしているだろう。
なお、ガルフカップはカタールとの断交を行ったサウジアラビア、バーレーン、UAEが失格処分となり、カタール、オマーン、イラク、イエメン、そしてクウェートの5チームで行われることが決まっている。