『Telegraph』は29日、「フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、アーセナルに翻弄されたエピソードを語った」と報じた。
これはグリーズマンの自叙伝である『Behind The Smile』で明かされたものだという。
レアル・ソシエダに所属していた2013年夏、彼の代理人であるエリック・オラツにはアーセナルのスカウトであるジル・グリマンディから『他のオファーは全て保留してくれ』という強い要請があったという。
しかし、最終的にアーセナルはメスト・エジルやヤヤ・サノゴを獲得し、グリーズマンにはオファーを送らず。
グリーズマンはその時の出来事について以下のように書いているとのことだ。
アントワーヌ・グリーズマン
「僕は待っていた。待って、待って、そして待っていたんだ。知らせが来なくても、グリマンディに電話をかけた。
そして、マーケットが閉まる数時間前だった。グリマンディは、アーセナルが動かないことを我々に知らせた。
そのようなことを言われるのも、何も起こらずに終わることも、僕は好きではない。
その後、エリック・オラツは『またアーセナルから関心がある』と言った。しかし、僕は彼に言ったよ。
『もう忘れようよ。奴らにされたことを考えよう』と」