残り1節となった2017シーズンのJ1。
優勝争い、残留争いに注目が行くが得点王を巡る争いも気になるところ。
現時点での上位の顔ぶれは以下の通りとなっている。
1位:杉本 健勇(22ゴール)
2位:興梠 慎三(20ゴール)
2位:小林 悠(20ゴール)
4位:川又 堅碁(14ゴール)
5位:金崎 夢生(12ゴール)
5位:ラファエル・シルバ(12ゴール)
5位:クリスティアーノ(12ゴール)
8位:レアンドロ(11ゴール)
9位:石原 直樹(10ゴール)
9位:ウーゴ・ヴィエイラ(10ゴール)
9位:長沢 駿(10ゴール)
9位:アンデルソン・ロペス(10ゴール)
1位は今季ブレイクを果たしたセレッソ大阪の杉本健勇。2位には興梠慎三と小林悠が入っているが、残り1試合ということを考えると、実質的にはこの3人の争いということになるだろうか。
中盤戦以降の得点王争いはこの3人によって争われてきたが、実はJ1の得点ランキングにおいて上位3名がいずれも日本人なのは2013シーズン以来4年ぶりのこと。
当時の得点ランキングを見てみよう。
1位:大久保 嘉人(当時川崎フロンターレ、26得点)
2位:川又 堅碁(当時アルビレックス新潟、23得点)
3位:柿谷 曜一朗(当時セレッソ大阪、21得点)
このシーズンは1位から7位タイまでの8名日本人という非常に変わった年であったが、J1では外国籍選手が得点ランキングの上位を占めることが多い。
上位3位に外国籍選手がいないのは他に1998シーズンしかなく、今季は史上3度目の“珍事"となりそうだ。