『Gazzetta dello Sport』は24日、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロのインタビューを掲載した。
先日チャンピオンズリーグでバルセロナと対戦し、ホームで0-0のスコアレスドローに持ち込んだユヴェントス。
セリエAでは現在3位に沈んでおり、ナポリとインテルの後塵を拝す。CLでは5試合で5得点と決定力不足に悩み、最終節まで決勝トーナメント進出を決められなかった。
ユヴェントスの時代は終わりかけているのか?かつて「10番」として長くプレーしたデル・ピエロは、古巣について以下のように話したという。
アレッサンドロ・デル・ピエロ
「バルセロナとの引き分けは後退か?ああ、しかし『計算された後退』だよ。
引き分けは負けに等しい…という意見も聞いたことはあるが、真実ではない。現代のスポーツでは勝利が必要だが、ユーヴェはそうじゃないんだ。
重要なのは士気を保つこと。そして、グループの順位を守ることだ。長い時間バルセロナに支配されていてもね。
ユヴェントスの一時代は終わりに近づいている?多くの成功のあとに訪れる無意識下の満足感は、監督や選手にとっての悪夢だね。
無慈悲さと競争力は負けた時のほうが生まれるものだ。
しかし、ユヴェントスからはいつも偉大な責任感を見て取ることができるよ」