本日18日はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)決勝1stレグの当日。
決勝まで勝ち残った日本の浦和レッズはアル・ヒラルと対戦するため、試合が行われるサウジアラビア入りしている。
そのサウジアラビアといえば非常に敬虔なイスラム教国であり、「世界一入国が難しい国」とも形容される。今年9月、日本代表が同国でアジア最終予選を戦った時にもそのことが話題となった。
それでも今回は大勢の浦和サポーターが現地に駆け付けているという。それに関しては、我が国の外務省が働きかけを行ってくれたことによるもののようだ。
現職の外務大臣である河野太郎氏は、「浦和サポーターの大量渡航に関し、外務省がかなり骨を折ってくれた」とTwitterでつぶやいたファンにこう反応した。
ベルマーレの予行練習です。 https://t.co/Y1NBV6PBvJ
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2017年11月17日
「ベルマーレの予行練習です。」
河野氏といえば、湘南ベルマーレの取締役会長を2000~2005年まで務め、現在でも同チームを応援するサッカー通の人物として知られる。
この発言はいずれ湘南がACLの晴れ舞台に進んだ時のための予行演習、という意味だが、もちろん大臣流のジョーク。日本人サポーターが入国しやすいように水面下で働きかけをしてくれていたようだ。
ちなみに、河野氏が外務大臣に就任したのは今年の8月のこと。もし、サッカーに精通している同氏でなければ、ここまで柔軟な対応にはなっていなかったのかもしれない。
サポーターやスタッフはもちろん、他クラブのファン、そして国家の期待を受け、「日本代表」として戦っている浦和。ぜひ、勝利して日本に帰ってきてほしいものだ。