2015年に発覚したセックステープ脅迫事件により、フランス代表から追放されることになったカリム・ベンゼマ。
代表での同僚であったマテュー・ヴァルブエナを脅迫する行為に関与したとして逮捕され、その後裁判が続けられている。
無期限の招集停止に関してはすでに解除されているが、ディディエ・デシャン監督は彼を依然としてチームに加えておらず、2018年W杯にも出られない可能性が高い。
ベンゼマは『Canal+』に対して以下のように話し、デシャンが監督である限りチャンスはないと語ったという。
カリム・ベンゼマ
「個人的に言えば、スポーツの外で起こった出来事は排除して考えるべきだ。
もう二年間だ。僕はフランス代表でプレーすることが出来ていない。
監督との間には何の問題もないが、デシャンがそこにいる限りは、自分にチャンスは与えられないだろう。
呼ばれるか呼ばれないかの問題ではない。僕はEUROの前に彼から電話を受けたが、説明はなかった。
彼のことは尊重している。しかし、彼はそれまで見せてくれていたリスペクトを反故にしている。それは心が痛む。
ワールドカップは複雑になっている。もちろんそこでプレーしたい。僕はサッカーを愛しているし、プレッシャーも好きだ。
フランス代表のどんな選手とも問題はない。彼らと会うことは何度も会ったし、いつもいい感じだ。
混乱してはいないが、チームから排除されているというのはいい感覚ではないよ」