J1第30節で唯一の日曜開催となった浦和レッズ対ガンバ大阪戦。

試合は3-3という打ち合いになり、「ナショナルダービー」と呼ばれるだけはある白熱した一戦となった。

3-3で終了したゲームは、いずれも浦和がゴールしてはG大阪が追いつくという展開に。

2-2で迎えた73分、浦和はG大阪を再び突き放す3点目をマークするのだが、その起点となったのはある選手の素晴らしいディフェンスだった(03:54から)。

この時、G大阪はカウンターからチャンスを作っていた。

右サイドでボールを持ったFWファン・ウィジョは中へと切り返しチャンスをうかがうも、ここに立ちはだかったのは浦和の新加入DFマウリシオ!

まるでファン・ウィジョの動きが分かっていたかのような対応でボールを奪うと、ここから逆に浦和がカウンターに出る。

そこから柏木陽介にボールを渡すと、縦に早い攻撃から興梠が今季20点目となるゴールをあげた。

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が解任されたのとほぼ同時のタイミングで浦和にやって来たマウリシオ。DFながら足もとのテクニックに優れ、ここまでのJ1では7試合でフル出場中とレギュラーを掴んでいる。

マウリシオの好プレーはJリーグが配信するゴール動画には含まれていなかったが、この得点を演出する上で非常に効果的なプレーであった。

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