『Telegraph』は20日、ワトフォードの元ブラジルU-20代表FWリシャルリソンのインタビューを掲載した。
フルミネンセから今年1150万ポンド(およそ15.3億円)でワトフォードに加入したリシャルリソンは、ここまで7試合で3ゴールと活躍を見せている。
ビッグクラブ行きの可能性もあったという彼は現在フル代表招集も噂されており、注目を集めている存在だ。
彼はこれまでのキャリアについて以下のように話し、少年時代はアイスクリームを売って生計を立てていたと明かした。
リシャルリソン
「ブラジルで育っていた時のことを覚えている。
ある時、男が僕の顔に銃口を向けていた。なぜなら、彼は僕のことをドラッグの売人だと思っていて、縄張りを荒らしたと考えたからだ。
そういうことが、人生では当然だった。したがって、僕は何も怖くはなかったよ。
とても治安の悪い地域だった。毎日のようにドラッグを見たし、発砲もそうだったね。
我々は小さな家を持っていた。しかし、そこには裏庭があって、人々がドラッグを隠すために使っていた。売るための在庫をね。
彼らは友人だったので、僕は何もできなかった。彼らの数人は今刑務所に入っているね。
ドラッグの売人になる道はあった。しかし僕のコーチは警察から来た人だった。彼らは、僕の環境を知っていたから、いつもアドバイスをくれたんだ。悪い道に進まないようにね」