来年ロシアで行われるFIFAワールドカップ。出場する32か国のうち、23の代表チームがすでに決定した。
欧州予選でグループDを戦ったオーストリア代表だが、4位に終わり敗退が決定。
そんななか、ブレーメンに所属するMFズラトコ・ユヌゾヴィッチが、オーストリア代表からの引退を発表した。
🇦🇹 Zlatko #Junuzovic has retired from Austria international duty. Congratulations on a brilliant career for your country, Zladdi 👏 #werder pic.twitter.com/5lgPqAhoka
— SV Werder Bremen EN (@werderbremen_en) 2017年10月13日
ユヌゾヴィッチは1987年生まれの30歳。旧ユーゴスラビア出身ながら、5歳でオーストリアに移住した。
2010年にはオーストリアの年間最優秀選手にも選ばれたほか、オーストリア代表として55試合に出場。今W杯予選にも5試合に出場していた。
所属するブレーメンではプレースキッカーとしても活躍しており、2014-15シーズンには5大リーグで最も高いFK決定率を記録している。
ズラトコ・ユヌゾヴィッチ
「オーストリアサッカー協会に今後は代表チームの選考に私を含めないで欲しいと頼んだ。
代表で10年を過ごし、自分にとってこの章を終わらせるいいタイミングが来た。
クラブと代表(の兼務)によって、家族と過ごす時間は非常に限られてきたんだ。
今後は家族とより多くの時間を過ごしたいというのが、自分にとっては非常に決定的なものだった。
そのためにクラブでの活動に注力することになった」
簡単な決断ではなかったと明かしたユヌゾヴィッチは、オーストリアのファンたちへの感謝も表していた。