悲喜こもごもだった2018年ワールドカップに向けた予選。

南米王者チリの敗退には、サッカーファンの多くが失望したところだ。

チリの敗退によりクラウディオ・ブラボやアルトゥロ・ビダル、アレクシス・サンチェスといった選手たちがワールドカップで見られなくなった。ファンはもちろんのこと、選手たちもショックを受けていることだろう。

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、教え子であるアレクシス・サンチェスに対してこんなことを述べていた。

アーセン・ヴェンゲル

「プロのサッカー選手であるなら、どんな時でも目標を設定しなければならない。

そしてその一つを失った時、他の何かに集中しなければいけない。

昨日の試合(南米予選のブラジル対チリ戦)を私は見ていた。ファウルの数も多く、とてもフィジカルの激しい試合だった。

サンチェスはダニ・アウヴェスと対峙し、あれこそが本当のバトルだった。見るに耐えなかった。

彼は何らかの特別な処置を受けた。肉体的かつ精神的に非常にタフな試合であり、彼が戻ってきたら彼の状態を見極めるつもりだ。

アレクシスは非常に困難な心理状況の中でよくやったよ。

チリはコパ・アメリカを2度優勝したが、今回はワールドカップに出場することができなかった。

サンチェスは今年の終わりには29歳になり、次の大会では33歳になる。彼はまだやると思われている。彼にとって大きな失望であるのは確かだがね。

選手たちにはポジティブな心理状態になってほしいし、ポジティブな経験をしてほしいものだ。ワールドカップに行くことはサッカーをプレーする全ての選手の目標である」

(アレクシス・サンチェスをどれだけ早い段階で起用するか)

「彼がプレーしたがっているということは疑いようがない。

サンチェスはサッカーの試合を休むためにピッチを去ることはしない。絶対にだ。サンチェスはタイプ的に勝者なんだ」

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