1日に行われたアンジェ対リヨンの試合で、非常に珍しい場面があった。

試合はリヨンが5分に先制し、その後オウンゴールで1-1に。しかしジャカビ、デパイの得点で前半のうちに3-1とリヨンがリードしていた。

話題の場面は50分。アンジェMFバプティスト・サンタマリアのドリブルを止めたリヨンDFマルセロに対し、主神のミカエル・ルサージュはイエローカードを提示した。

それに対し、マルセロは不満顔。それを表すために手を振り上げたのだが…。

なんと、それが偶然ルサージュ主審の持っているイエローカードにヒット!カードは手から吹っ飛んでしまった。

ルサージュ主審はそれを受けてレッドカードを提示し、マルセロはこの場面で退場になってしまったのだ。

しかも、マルセロが退場したリヨンはこの後2点を決められ、同点に追いつかれてしまった。

マルセロにとってもリヨンにとっても、極めて不運な退場劇になってしまったと言えよう。

リヨンのオラス会長は「ビデオを持っていたのでレフェリーに見てくれるよう頼んだよ」と話し、出場停止処分が取り消されることを願ったとのこと。

この場面は世界中で大きな話題になっており、「世界で最も奇っ怪な退場」と評されている。

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