世界各地で行われた代表戦。トロントではカナダ代表対ジャマイカ代表の親善試合が開催された。
後半25分には弱冠16歳のカナダ代表FWアルフォンソ・デイヴィスが投入されたのだが、それからわずか6分後に…(動画:2時間33分31秒~)。
DFにタックルされて倒された後、相手の顔を蹴ったとして一発レッドカードでの退場を言い渡されてしまったのだ。
アルフォンソ・デイヴィスは2000年生まれの16歳。ガーナの難民キャンプで生まれ、幼くしてカナダに移住した。昨年、MLSバンクーバー・ホワイトキャップスで15歳にしてデビューした神童だ。
今年になってカナダのフル代表にデビューし、すでに代表でも3得点をマークしている。
試合直後には「正直、すごく早かったので何が起きたのかよく分からなかった」と語っていたデイヴィスだが、その後SNS上で謝罪。
オクタビオ・ザンブラーノ監督は「彼は若い。我々は忍耐強くならなくてはいけないよ。凄い子さ、彼に寄り添う。あまり心配はしていない、彼の人としての本質は分かっているからね」と擁護していた。