20日夜に行われたレアル・マドリー対レアル・ベティスの試合は、今季のリーガを大きく左右するような結果となった。
5試合の出場停止処分を受けていたクリスティアーノ・ロナウドがついにこの試合でスタメンに復帰。
ベンゼマが怪我で不在となったため、ベイルとイスコがその周囲に配されていた。
ところが、この攻撃陣が沈黙。アダンが守るべディスのゴールを破ることが出来ず、再三攻めながらも0-0のままアディショナルタイムへ。
そして試合終了間際のこと。アントニオ・バラガンのクロスボールをアントニオ・サナブリアがヘッド!最後の最後でべティスが先制し、勝利を収めたのだ。
🗞 CRÓNICA | Asalto al Bernabéu (0-1) ⚽️👏💚
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— Real Betis Balompié (@RealBetis) 2017年9月20日
そして、この敗戦はレアル・マドリーにとって大きな記録の終焉でもあった。
彼らが最後に無得点で終わったのは2016年4月26日のマンチェスター・シティ戦。それから73試合に渡って常にゴールを決めてきた。
しかし、1年半が経った9月20日、ついにその記録が途切れることになったのだ。
また、レアル・ベティスがサンティアゴ・ベルナベウで勝利をおさめるのは19年ぶり。これも記録的な出来事だった。
クリスティアーノ・ロナウドが復帰するも、今度はベンゼマが離脱。怪我がちなギャレス・ベイルがシーズンを通して活躍できる保証もない。
既にバルセロナとの勝ち点差は7に開いており、今シーズンはジネディーヌ・ジダン監督にとって厳しいものになりそうな雰囲気だ。
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