編集部S
Q. 日本代表はどこまで行ける?
A. グループステージ敗退
理由
ハリルジャパンには期待しているが、それでも世界の壁は厚いと見る。
その理由はシンプルで、国際大会の出場経験や強豪との対戦機会が少なかったこと。ハリルホジッチ監督はアジアカップ敗退後に就任しており、この3年間はほぼアジア予選の戦いでスケジュールが埋められてきた。
国際親善試合で対戦したのはブルガリアやボスニア・ヘルツェゴビナといった中堅国のみで、ある程度仕方がないとは言え経験は乏しい。そう考えると、やはりコンフェデレーションズカップに出場するためにもアジアカップでは優勝しておきたかったところというのが本音だ。
もちろん本大会の組み合わせ抽選会次第だが、今の時点で世界の実力国を打ち負かす可能性は高くないと言わざるをえない。
さらに上のステージに行くために
強豪国との対戦経験と、選手個人のコンディション維持。
11月の代表ウィークでは強豪国との対戦が報じられているが、残り9ヶ月の限られた日程で少しでも強いチームとやっておきたい。少なくとも、10月で対戦するハイチとニュージーランド以上の国と…。ここからは、協会を含めての力が試されるだろう。
あとは、結局のところ個人の集合がチームになるので、主力選手が所属チームでどれだけコンディションを維持できるかは大きいだろう。欧州の2017-18シーズンは今からが本番。ハリルホジッチ監督にとっても、個々のコンディションがいっそう気になるはずだ。