5日(火)に行われた試合をもって、2018年ワールドカップに向けたアジア3次予選が終了に。

混戦のグループBでは日本とサウジアラビアが本戦出場を決め、オーストラリアが3位となった。

最終節のタイ戦で苦しみながら勝利したものの、直後に行われた試合でサウジアラビアが勝利したことから、3位となったオーストラリア。

これからオーストラリアはアジア予選の4回戦で、グループAで3位になったシリアと対戦。さらに、この試合に勝利すれば北中米・カリブ海予選の4位チームとの大陸間プレーオフに挑む。

ワールドカップ出場の夢は潰えていないものの、これから二段階の予選を控えているそんなオーストラリアだが、その移動距離がちょっと想像以上に大変であった…。

こりゃ遠い!

シリアは国内情勢の影響から今予選をマレーシアのマラッカで行っているため、おそらくは4次予選でも同都市で試合を開催になるはず。

また、大陸間プレーオフの相手を現時点での4位アメリカと、試合開催都市をオハイオ州のコロンバスと想定したが、それでもこれだけの移動を強いられることになる(アメリカは今予選、コロンバスで試合を行っている)。

日本としてはオーストラリア戦に勝利したことが結局はワールドカップ行きを決めたわけだが、仮にこの試合に敗れていればオーストラリアと全く逆の立場になっていたわけだ。それだけに、2-0の勝利はやはり大きかったと言えそうだ。

なお、シリアとのアジア4次予選は10月に、北中米・カリブ海地域4位との大陸間プレーオフは11月に開催予定。ともにホーム&アウェイ方式で行われる。

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