8月末から9月初頭にかけて、世界各地でワールドカップ予選が行われた。

もちろんアフリカでも大きな試合がいくつも開催されたが、その中でも注目を集めたのがナイジェリア対カメルーンだ。

アフリカ屈指の強豪が予選突破を目指して直接対決するということで、世界でも有数のビッグマッチとなった。

そして、それを前に神経質になったのがカメルーンだ。

なんと、彼らはナイジェリアが用意した5つ星のルメリディアン・イボム・ホテル&ゴルフリゾートに宿泊することを拒否。

さらに、自分たちでウヨのダヴォック・スイートに宿泊地を変更した他、木曜日に現地入りして金曜日に退去するという強行日程を組んだのだ。

なぜわずか1泊2日というスケジュールで大事な試合に臨んだのか?それは「呪い」を恐れたからだ。

カメルーンサッカー協会の広報を務めるジャン・ジャック・ムアンジョ氏は、以下のように語ったという。

ジャン・ジャック・ムアンジョ

「我々はナイジェリアが魔法を使ってくることを知っている。しかし、我々の魔法も強いのだ。

したがって、我々は自分たちでホテルを用意した。ナイジェリアの魔術を避けるためにだ。

我々は怖がってはいない!ただ選手たちを試合に集中させるためにだ」
ヴァレリ・グウェハ(カメルーンサッカー協会コミュニティマネージャー)

「アフリカ女子選手権でのナイジェリアのゴールは、『呪術』によるものだった。間違いない。あれは普通のゴールではなかった』

ちなみに、カメルーンはこの試合で0-4と完膚なきまでに叩きのめされ、ワールドカップ出場の夢はほぼ絶望的になっている。

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