リオ五輪で日本代表の「10番」を背負った中島翔哉が、ポルトガルの地でデビューした。

先月下旬、ポルトガル1部ポルティモネンセへの移籍が発表された中島。同26日にFC東京でのラストゲームに出場した後に渡欧すると、1日に行われたリーグカップのシャヴェス戦で初のベンチ入り。1-1の同点で迎えた後半から投入され、移籍後初出場を果たした。

左サイドで起用された中島は、72分、ゴールの決定機を迎える。右サイドを突破した味方の折り返しが、逆サイドで待つ中島の足元へ転がり込んできたのだ。中島はこれを止め、狙いを定めてシュートを放ったが、ここはGKの好セーブに阻まれた。

中島は、その後も何度となくボールに触れ、左サイドからのコーナーも任されるなど存在感を発揮する。得点には絡めなかったものの、チームは後半に入って2点を追加し、3-1で勝利した。

ポルティモネンセの次戦は、代表明けの8日に行われるベンフィカ戦。上々のデビューを果たした中島は、昨季の王者相手に出番を掴むことができるだろうか。

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