『ESPN』は28日、「上海申花の元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスは、ボカに復帰することは難しいと語った」と報じた。
昨年12月に中国へ移籍したテベスであるが、ここまでは怪我にも苦しみわずか2ゴールと低迷。4000万ユーロ(およそ51.6億円)という年俸を受け取っていると言われているが、それに見合う活躍は出来ていない。
そして先日からは怪我の治療のためにアルゼンチンへ帰国しており、先週末には古巣ボカ・ジュニオルスの試合に訪れていた。
噂ではテベスがボカ・ジュニオルスへの復帰を目指しており、そのための動きではないかとも…。
そこでインタビューに応えたテベスは以下のように話し、契約があまりにも複雑で、復帰は難しいと語ったという。
カルロス・テベス
「僕は明日、中国に帰る予定だ。
今考えているのは、中国に戻って、残った試合をプレーして、そこにいる人々に自分の力を証明すること。僕はやれると、信じてもらえるように。
それが今、僕の主な野望なんだ。
僕の契約はとても複雑なものになっている。だから、ボカ・ジュニオルスに復帰することはとても難しいんだ。
中国人は、愚かではないからね」
「ボカの人々が僕を愛してくれている。僕もボカの人々を愛している。それはとても幸せなことだよ。
ファンとしてボンボネーラに来たのは初めてだ。とても幸せな日曜日になったよ。
ブエノスアイレスに滞在した10日間は本当にいいものだった。自分自身を楽しめたよ。周りの人々とともにね。
皆が『戻ってきてくれ』と頼む。ピッチで見たいとね。彼らがなぜここを離れたかということについて理解しているかはわからない。
しかし、彼らは街で愛情を見せてくれたよ。ここを離れた決断を、さらに疑わせてくれるものだった」