『Daily Star』は27日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、アレクサンドル・ラカゼットの価格は安かったと認めた」と報じた。

今夏のマーケットでリヨンからラカゼットを獲得したアーセナル。その額は5270万ポンド(およそ74.3億円)となり、クラブの歴史上最高額の取引となった。

かなり高額だという話も出たが、マーケットはその後うなぎのぼりに高騰。ネイマールが2億2200万ユーロ(およそ286.1億円)で移籍し、さらにウスマヌ・デンベレが1億500万ユーロ(およそ135.3億円)+40%のボーナスで取引された。

さらにPSGはキリアン・エンバッペを1億5000万ユーロ(およそ193.3億円)以上で獲得しようとしていると言われており、選手の価値が急速に上がっている。

ヴェンゲル監督はその動きについて以下のように話し、選手を買うときにはタイミングが最も重要になると語った。

アーセン・ヴェンゲル

(今のマーケットを思えば、アレクサンドル・ラカゼットは安かった?)

「それは私も同意したいところだ。こういうものは時にタイミングに依存する。

インフレーションは移籍マーケットにおいて非常に早く進む。選手を買うタイミングが非常に重要になるのだ。

我々は既に昨年それを経験した。したがって、知っている選手にすぐアプローチしていった。

今のマーケットの状況を考えれば、これはとてもまともな価格だったと思うよ。現在ではまったく違う」

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