24日(金)に行われたUEFAヨーロッパリーグのプレーオフ。

ミランやエヴァートンといった強豪が順調に本戦出場を決める一方、大きな波乱があった。国内優勝12回を誇るレギア・ワルシャワが敗退となったのだ。

ポーランド王者ということで、今シーズンはUEFAチャンピオンズリーグの予備予選から出場したレギア・ワルシャワ。

2回戦でフィンランドのIFKマリエハムンに大勝するも3回戦でカザフスタンのアスタナに敗れ、今回ELのプレーオフに回っていた。

そんなレギア・ワルシャワを下したのは、モルドバ王者のFCシェリフ・ティラスポルだ。

モルドバはFIFAランキング159位とヨーロッパでも低迷する国で、代表チームは未だワールドカップやEUROを経験していない。

クラブチームも欧州レベルで戦える基準にはないのだが、国内優勝15回を誇るシェリフは2010-11シーズンにもELに出場した経験を持つ。

レギア・ワルシャワ同様CL予備予選の2回戦からの参加となったが3回戦で敗れると、このほどELプレーオフに出場。アウェイでの1stレグを1-1で折り返すと、2ndレグでは相手に退場者が出たこともあり0-0で試合を終わらせ、見事7シーズンぶりとなるEL本戦出場を決めた。

なお、UEFAが発表しているクラブランキングではレギア・ワルシャワが61位なのに対して、シェリフは144位。ELプレーオフ最大のアップセットだったと言えるだろう。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介