24日(金)に行われたUEFAヨーロッパリーグのプレーオフ。
ミランやエヴァートンといった強豪が順調に本戦出場を決める一方、大きな波乱があった。国内優勝12回を誇るレギア・ワルシャワが敗退となったのだ。
Koniec meczu... Żegnamy się z europejskimi pucharami... #SHELEG pic.twitter.com/tJyi3HbKvQ
— Legia Warszawa (@LegiaWarszawa) 2017年8月24日
ポーランド王者ということで、今シーズンはUEFAチャンピオンズリーグの予備予選から出場したレギア・ワルシャワ。
2回戦でフィンランドのIFKマリエハムンに大勝するも3回戦でカザフスタンのアスタナに敗れ、今回ELのプレーオフに回っていた。
そんなレギア・ワルシャワを下したのは、モルドバ王者のFCシェリフ・ティラスポルだ。
ФК «Шериф» сыграл результативную ничью в первом матче раунда плей-офф Лиги Европы против «Легии» из Варшавы.https://t.co/6rcZwQXV6e pic.twitter.com/8Dbv3yMkxw
— FC Sheriff (@FotclubSheriff) 2017年8月18日
モルドバはFIFAランキング159位とヨーロッパでも低迷する国で、代表チームは未だワールドカップやEUROを経験していない。
クラブチームも欧州レベルで戦える基準にはないのだが、国内優勝15回を誇るシェリフは2010-11シーズンにもELに出場した経験を持つ。
レギア・ワルシャワ同様CL予備予選の2回戦からの参加となったが3回戦で敗れると、このほどELプレーオフに出場。アウェイでの1stレグを1-1で折り返すと、2ndレグでは相手に退場者が出たこともあり0-0で試合を終わらせ、見事7シーズンぶりとなるEL本戦出場を決めた。
なお、UEFAが発表しているクラブランキングではレギア・ワルシャワが61位なのに対して、シェリフは144位。ELプレーオフ最大のアップセットだったと言えるだろう。