今シーズン限りでの現役引退を発表したFC東京の石川直宏。

日本代表として五輪に出場したメンバーが、また一人スパイクを脱ぐことになった。

五輪は四年に一度の開催であり、登録メンバーも18人と非常に限定的だ。

そのチャンスを掴むことができる選手は限られており、石川は2004年のアテネ大会に出場している。

では、過去に五輪に出場した選手たちのうち、引退した選手はどれだけいるのだろうか?その顔ぶれを調べてみた。

リオ五輪(2016年)
→全員が現役

ロンドン五輪(2012年)
→全員が現役

北京五輪(2008年)
→全員が現役

アテネ五輪(2004年)
→15人が現役、3人が引退

シドニー五輪(2000年)
→7人が現役、10人が引退
※松田直樹は死去

アトランタ五輪(1996年)
→2人が現役、15人が引退
※松田直樹は死去

石川も名を連ねる「アテネ世代」は未だ多くの選手が現役を続けているが、32歳~38歳とベテランに差し掛かりつつある。

現役を退いているのは黒河貴矢、森崎浩司、高松大樹で、石川はこの世代で4人目の引退選手ということになる。

また、“黄金世代”が出場し日本が準々決勝まで進出したシドニー五輪メンバーも、未だ6人が現役。その顔ぶれは楢崎正剛、中澤佑二、稲本潤一、明神智和、中村俊輔、本山雅志、高原直泰となっており、各チームで中心選手として活躍する選手も。

“マイアミの奇跡”で知られるアトランタ五輪の選手は全員が40歳を越えているが、川口能活と伊東輝悦の2選手はともに現役。いずれもJ3の舞台で戦っている。

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