4位 田中亜土夢(HJKヘルシンキ)
【*フィンランドではシーズンは2月から10月まで。2016シーズンについてレポートしている】
彼はフィンランドのサッカーにしっかり適応した。伝統的な背番号10のプレーメーカーの役割で1シーズン目の好調が続き、チームのエースとして輝いていた。
ただ、6月下旬に腓骨を骨折し、田中不在のチームは苦しい状況に。リーグで6試合連続未勝利となり、最後には勝ち点2の差で2年連続でタイトルを逃した。また、ヨーロッパリーグの予選2ndレグホームでスウェーデンのIFKヨーテボリに敗れて敗退となった(1stレグでは田中のゴールで勝っていたにもかかわらず)。国内杯の決勝戦もPK戦で負けてしまい、悔しい思いをした。
それでも、ピッチにいた田中の前半戦だけ考慮すれば、完璧なシーズンだった。最後の3か月欠場してもチームのアシスト1位、ヴェイッカウスリーガのアシスト1位と2年連続でリーグのベストイレブンに選ばれている。
2017年のHJKは現在リーグ1位で、田中も変わらず主力としてプレーしている。
リーグ[2016] 17出場 16先発 5得点 6アシスト
リーグ杯[2016] 5出場 5先発 2得点 1アシスト
カップ[2016] 3出場 3先発 1得点
EL[2016-17] 4出場 4先発 2得点 1アシスト
通算 29出場 28先発 10得点 8アシスト