19日に香港で開幕する2017年度プレミアリーグ・アジアトロフィー。
今季はWBA、レスター・シティ、クリスタル・パレス、そしてリヴァプールの4チームがトーナメントを行うことになっている。
会場は香港代表チームが本拠地としている香港スタジアム。4万人を収容できる大型競技場だ。
しかし、今このスタジアムの環境に問題が発生している。それは今降っている豪雨である。
終日断続的に降り続いている雨はピッチ状態の悪化を招いており、試合のクオリティに大きな影響があるのではないかと推測されている。
試合前の会見に出席したユルゲン・クロップ監督は以下のように話し、ファンとホテルを称讃しつつ、ピッチは適応しなければならないと語った。
ユルゲン・クロップ
「ああ、その心配はしている。もちろんサッカーの監督だからね。この試合に関心がある。そのクオリティにね。様々なことが影響を与える。
選手はもちろん、ピッチが非常に重要になる。しかし悪い時にも変更は出来ない。午後には最初の練習があり、どうなっているかを見ていくよ。
アウトドアスポーツなので天候には適応しなければならない。それはどのチームも同じだ。大丈夫であることを願うよ。
香港で見たものは、あの空港とホテルだ。こんなに違うとはね!おそらく私が見たことのないほど高いホテルだ。ヘリコプターより高い場所にいたのは初めてだ。ファンもすごかった。空港では良かったよ」
「もちろん、この時期はトレーニングをしたい。しかし、20年前と同じことをして、同じ額のお金は得られない。だから問題ないよ!
唯一の問題は、皆が真剣なことだよ。トーナメントに勝たなければ、誰もが『リヴァプールは苦戦している』というだろう。
ただ、こうした状況に対応する必要がある。サッカーはしなければならないが、重要なのは新しいシーズンに備えることだ」