『Mirror』は15日、「セネガルのリーグカップ決勝が行われていた会場で壁が崩壊し、8名のファンが死去した」と報じた。
会場はセネガルの首都ダカールにあるデンバ・ディオップ・スタジアム。USOとスタッド・ドゥ・エンブラとの間で行われた試合だった。
発端は両サポーターの間で発生した衝突だった。
後半ロスタイムにUSOのサポーターがスタッド・ドゥ・エンブラのスタンドに向けて投石を始め、警察は催涙ガスを発射する。それによって会場はパニックに陥った。
試合が行われているピッチに続々とサポーターが降りる中、その勢いに耐え切れず壁が崩壊。瓦礫が人の上に落下し、将棋倒しが発生したという。
これによって8名が死去し、60名が負傷する大惨事となった。
『Telegraph』の報道によれば、問題は両チームのサポーターの間に挟まれたスタンドの観客が混乱したことであるとのこと。
セネガルでは4月にも宗教施設で数十人が死亡した事件が発生しており、安全管理の問題が広がっている。