――実際にベフェレンに行かれたかと思いますが、どういう印象でしたか?
「村」という表現が近い、めっちゃ小さな町でした。アントワープに車で10分か15分ぐらいのところにあるんですが。普通に牛とか羊とかいますよ(笑)「家の裏が牧場です」っていう感じ(笑)
――なるほど(笑)言葉の問題はどうでしょう?
ベルギー自体がいくつかの言語が飛び交うような文化なので、基本的なコミュニケーションは英語で済ますみたいです。だから、逆にやりやすそうですね。ちなみに、ポーランドは、読めないし、話せないし、聞き取れないし・・・でした(汗)だから、英語が話せる選手とばかり絡んでいましたね。
――と言いつも、現地のテレビ番組にも出演したという情報も…
ずっと断っていたんですよ…あれは渋々です(笑)移籍直後にゴールを取ったりして、それなりのインパクトがあったらしく、ワルシャワのテレビ番組からもオファーがあったみたいです。「それはさすがに無理」と断りましたが(笑)
――生活面はどうでしたか?
生活はしやすかったですよ。ちょっと街に出れば、大体は揃ったので。妻も行く前から楽しんでいるようでした。「あの街にすぐ行ける、あの国にも近い!」みたいなノリでしたね(笑)
――ヨーロッパにいれば、日本でも人気の国もスムーズにまわれますもんね。森岡選手自身は他のリーグに所属する日本人選手との交流はありましたか?
正直、それはあまりでしたね。例えば、ドイツに行くにしても、もちろん日本と比べればアクセスはしやすいんですが、ヴロツワフからだとベルリンには車でなんとか行けるぐらいの距離なんです。
――実は意外に遠い?
ですね。結局、飛行機を使うことになるんですが、飛行機ってなると面倒ですからね。例えば、日本で言うならば、「友達に会いに韓国に行こう」という気構えが求められる感じ。そう簡単には行かないでしょ?(笑)
――たしかに、そう言われると(笑)
ベルギーに行けば、もう少しはマシにはなるかもしれませんけどね(笑)