DF登録ながら、今季はFWとしても起用されている京都サンガでの田中マルクス闘莉王。

J2第8節の愛媛FC戦でハットトリックを記録するなど前半戦に大活躍を見せていたが、その後はしばらく得点のペースが落ちていた。

しかし先週末に行われたFC岐阜戦で、4試合ぶりとなるゴールをあげた。

0-1とリードされ迎えた39分、エスクデロ競飛王からのふわりとしたボールに闘莉王がこのヘディング!

ほとんど垂直跳びに近い形であったが、対峙していたFW古橋亨梧を完全に頭一つ上回り、強烈なヘディングシュートを突き刺した。

身長185cmの闘莉王に対し、古橋は170cm。ミスマッチが生じていた時点で勝負ありだが、これだけ圧倒的な“個”を見せられると岐阜の選手としてもお手上げだったかもしれない。

なお、闘莉王のゴール数はこれで早くも「9」に。もちろんチーム内得点王であり、Jの得点ランキングでもアラン・ピニェイロや佐藤洸一と並び9位タイとなっている(両者はともにFW登録)。

闘莉王のキャリアハイは浦和レッズ時代の2008シーズンにマークした11得点であり、その更新も時間の問題だろう。

※カバー画像は『DAZN』の許諾を得て使用しています

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介