今年の夏もマルコ・ヴェッラッティの周辺が騒がしい。
母国イタリアのセリエAで覇権を握るユベントスが獲得に乗り出すという噂もあれば、恩師カルロ・アンチェロッティの待つバイエルン・ミュンヘンへ移籍かと言われたり、はたまたチェルシーが狙っていると報道されたり。
数多くのメガクラブの中でも特に"小さなフクロウ"(ヴェッラッティの愛称)の獲得に熱心なのがバルセロナだ。
彼らは2014-15シーズンUEFAチャンピオンズ・リーグ制覇の功労者であるイバン・ラキティッチを放出してでも欲しいと噂され、最大で1億1000万ユーロ(およそ144億円)の移籍金をPSGに提示するとも言われている。
しかし、単刀直入に言おう。バルセロナにヴェッラッティは必要ではない。それには7つの理由がある。