『Tuttosport』は7日、「ゴンサロ・イグアインの兄ニコラスは、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長を批判した」と報じた。
昨季ナポリからユヴェントスに「禁断の移籍」をしたイグアイン。その取引額は9000万ユーロ(およそ116.3億円)に及んだ。
しかし、それと同時に問題となっているのは、ナポリがイグアインに対して250万ユーロ(およそ3.2億円)の報酬を払っていない可能性があるという点だ。
代理人を務めている兄ニコラスは、デ・ラウレンティス会長の発言や態度、契約違反を批判したとのこと。
ニコラス・イグアイン
「我々はサッカーの試合について話しているわけではない。しかし、それよりももっと深刻なことだ。
プロとしての正確な契約について話している。デ・ラウレンティスはそれを完全に尊重しなかった。
父は45年間、僕は25年間サッカーをやってきた。一度も苦情を言ったことはなかったし、こんな経験もなかった。
デ・ラウレンティスは姿を消したので、我々は裁判所へ行った。彼は昨年夏から全く電話に出ない。
我々は正しい選択をした。ユヴェントスは世界トップ5に入るクラブだ。しかし、それで最も幸せになったのはデ・ラウレンティスだ。9000万ユーロを懐に入れた。彼は映画をやっているので、若い選手を買って売るだけの人間だ。
デ・ラウレンティスは必要のないことを言う男だ。彼は母に対し、『ゴンサロはデブだ』と言った。
ゴンサロはその時3試合ゴールを決めていなかった。しかしシーズンでは36ゴールを決めた。これはイタリアの記録だったのだがね。
彼はトリノで満足している。クラブにも、街にも。勝利を得られる環境に恋をしている。
経済的な努力をしてくれたアニェッリ(ユヴェントス オーナー)、マロッタ(同GM)、パラティーチ(同SD)に感謝しなければならないよ」