先月4日、16歳になった久保建英。

もはやFC東京U-23の中心選手となっており、J3でこれまでにプレーした842分はチーム7位の数字だ。

そんな久保は先週末に行われたブラウブリッツ秋田戦にも先発出場。0-0で迎えた41分、らしさを感じさせるドリブル突破を見せてくれた(01:56から)。

品田愛斗からパスを受けると、素早い反転から前を向いた久保。

左サイドからダイアゴナルな動きで中へと切れ込んでいくと、相手GKの重心を動かしファーサイドにシュート!ドリブルシュートのお手本のような動きであったが、このボールはGK小澤章人に弾かれゴールにはならなかった。

ドリブルのキレはもちろんのこと、特有のシュートセンスを感じさせるプレーであった。

20分にも少し遠めからゴールを狙った久保(00:10から)。U-17日本代表森山佳郎監督も話しているが、久保の魅力は必ずシュートで終わろうとする積極性だ。

この上半期、FC東京、FC東京U-23、FC東京U-18、U-17日本代表、U-20日本代表など様々なチームでプレーした久保。試合後、その経験について「いろいろあった半年間だった。5月にはU-20ワールドカップがあったり、半年とおしてのJ3だったり、いろんな経験、いろんなサッカーができて、それが自分の成長につながったと思っている」と振り返っている。

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