『L'Equipe』は4日、「フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは、レアル・ソシエダのDFユーリ獲得に動いている」と報じた。
ユーリ・ベルチチェ・イセタ、通称「ユーリ」は1990年生まれの27歳。レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオのユースで育ったが、2007年に移籍したトッテナム・ホットスパーでプロ契約を結んだ選手だ。
イングランドでは台頭できなかったものの、バジャドリーへのローン移籍を経て加入したレアル・ウニオンでプレーした後、古巣ソシエダに復帰した。
エイバルで2年間修行した後復帰し、2014年からはクラブの重要な左サイドバックとして活躍を見せている。
昨季限りで元ブラジル代表DFマクスウェルが引退したPSGは、その後釜としてこのユーリに目をつけたようだ。
ウナイ・エメリ監督と同じバスク地方出身の彼は理想的な後継者と考えられており、現在接触を行っているようだ。
PSGはこれまでホセ・ルイス・ガジャ(バレンシア)、ファウジ・グラム(ナポリ)、ジョルダン・アマヴィ(アストン・ヴィラ)、ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)、アレックス・サンドロ(ユヴェントス)を補強候補として検討したものの、彼らは高額すぎて手が出なかったという。
なお、レアル・ソシエダが求めている額は3000万ユーロ(およそ38.3億円)で、PSGの初期オファーは1500万ユーロ(およそ19.2億円)であるとのこと。